履歴書・職務経歴書

【動画解説付き】カスタマーサクセス|職務経歴書の作り方とフォーマット。

当記事では、カスタマーサクセスに応募する方向けの職務経歴書の書き方を紹介します。上部の解説動画と記入用フォーマットも用意してあるのでぜひ活用ください。

カスタマーサクセス未経験の方であっても、少しでもポイントを抑えて記載すれば、書類通過率は上がってくるでしょう。

職務経歴書の参考例

※PDF中の「👉Point」は、下部の職務経歴書の書き方のポイント5点を参照ください。

記入フォーマット(Word)はこちら

職務経歴書の書き方のポイント5点

職務要約と活かせるスキル・経験・知識

職務要約の字数の目安は「200~300文字」くらいに留めて記載ください。人が1分で話す文字は「300文字」と言われています。

次に、活かせるスキル・経験・知識は、「自分の経験が最大公約数になるイメージ」になるように書き出します。

Saasの特徴はバーティカルなのか、ホリゾンタルなのか、得意な営業スタイルはハイタッチなのか、ロータッチかテックタッチなのか。経験両機はオンボーディング、アダプション、エクスパンション、どこまで対応できるのか。顧客属性(業界 / 規模)なども書くのも良いでしょう。

主な職務内容

職務内容で利用できるキーワードをまとめています。経験がない場合でも、どの領域であれば自分もできそうかイメージをしながら記載するとgoodです。

<カスタマーサクセスで記載すべき内容>
・どの職務フェーズで
・誰に(業界や規模)
・何を(商材)
・どういう手法で
・主なミッション(KGI / KPI)

<カスタマーサクセスの職務フェーズ>
1)オンボーディング
2)アダプション
3)エクスパンション

<企業の規模>
1)Enterprise(大企業や官公庁)
2)MMB(ミドル)
3)SMB (スモール)

<営業手法>
1)ハイタッチ
2)ロータッチ
3)テックタッチ

カスタマーサクセスの実績

カスタマーサクセスで実績を書く際、下記KGI/KPIを利用ください。カスタマーサクセスの経験がない時でも、イメージしながら書くといいでしょう。

(1)ARR(年間経常収益)
(2)解約率(チャーンレート)
(3)顧客維持率(リテンションレート)
(4)オンボーディング完了率
(5)アップセル・クロスセル率
(6)LTV(顧客生涯価値)
(7)NRR(売上継続率)
(8)NPS(顧客推奨度)
(9)CSAT(顧客満足度)
(10)CSQL(リード獲得)
(11)アクティブユーザー率
(12)セッション時間
(13)口コミ・レビューサイトでの投稿獲得数
(14)ヘルススコア(セッション時間、ログイン日数等)

工夫したポイント

工夫したポイントは実績と紐づけて記載ください。人事や面接官は、どのような工夫をして実績を出してきたかを見たがっています

ここの工夫に「マーケティング的な視点」が記載されていると見栄えがよくなります。実績を出すために、的確にアプローチしている姿がアピールできているからです。下記を参考にどのような工夫をしてきたのかアピールください。

<4P分析>
プロダクト(Product)=製品
プライス(Price)=価格
プレイス(Place)=流通
プロモーション(Promotion)

<3C分析>
自社(Company)
・どんなサービスを展開しているか
・事業モデル
・経営理念・戦略

顧客・市場(Customer)
・業界の状況
・顧客が求めているもの
・市場の成長性

競合(Competitor)
・どんな競合他社があるか
・競合商品や売れ行き
・競合の業界でのポジション

自己PR

カスタマーサクセスの自己PRは、カスタマーサクセスの求める経験から逆算したエピソードを用意するとよいでしょう。

下記は実際のカスタマーサクセスの求人から抜粋した求める経験です。自身の得意な内容を探して、ぜひ魅力的なPRに仕上げてみてください。

<カスタマーサクセスで求められる経験>
・コンサルティングスキル
・専門分野に関する業界 / 業務知識
・プレゼンテーション / コミュニケーションスキル
・コツコツ頑張れる忍耐力
・課題発見スキル・問題解決スキル
・データ分析力
・ファシリテーション能力
・計画性 / 時間 / リソースの管理能力
・マーケティング知識
・ITのスキルや知識


以上で、「カスタマーサクセス|職務経歴書の作り方とフォーマット。書類選考でチャーンを防ぐ5つの対策。」の内容は終わりとなります。

ぜひ、人事や面接官が書類選考をする際にチャーン(書類不合格)にさせない職務経歴書の作成を進めてみてください。

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