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【20代向け】未経験から企画職を目指す5つの方法

【20代向け】未経験から企画職を目指す人の5つの方法

当記事は、これから企画職にチャレンジしてみたいと考えている人向けのキャリアステップを解説します。企画職がどのような仕事なのか、どのようなタイプの人に適性があるのか、自分の現在地から企画職になるためのノウハウをお伝えします。

企画業務の中には、グローバルな経営管理、新規事業の立ち上げ、営業組織の立ち上げ、企業のM&A、競合調査、コーポレートガバナンス、じつにさまざまな仕事があります。

仕事内容はとても魅力的なのですが、どうすれば企画職へ転身できるのかそのノウハウはあまり知らせれていません。当記事を通して、企画職の仕事の解像度を高め、転職確率を少しでも高めてもらえればと思っています。

3つの企画職がある

まずは、企画職という仕事の解像度を上げていくために、「どのような仕事」で「どのような経験」を求められるのかを見ていきます。実際に複数の企業の求人票から抜粋したリアルな内容となります

一般的に企画職は経営企画事業企画営業企画システム企画の4つがあると言われています。今回は、そのうち、システム企画を除いた3つを覗いていきます。

企画職の中でもどの領域の仕事にチャレンジしたいのかを考える糸口にしてもらえればと思います。

経営企画

経営企画の仕事

まず、経営企画の仕事の本質を考えてみましょう。

経営企画のミッションは、会社の経営を円滑に遂行させてゆくために経営陣をサポートし計画を立案し実行することです。主に中長期的な経営戦略を経営陣と練り上げ、各部署に実行させる役割があります。

ミッションは華々しく見えるのですが、仕事内容は実は結構地味です。基本的には経営陣と組織の結節点となり「裏方」の仕事となります。一方で、業務範囲は制限がありません。経営陣の手足となるための組織ですから、すべての組織と関りが出てきます。

仕事の好き嫌いや得手不得手がある人にはあまり向かないかもしれません。逆にどのような仕事やミッションでも楽しいと思える人には向いてるかもしれません。経営企画の仕事を少し細分化して見てみましょう。

経営企画の仕事内容

◆経営計画の策定・推進
中長期経営計画の策定・管理:会社全体の中長期的な戦略を立案し、その進捗を管理。
事業計画・予算の作成・管理:事業部門ごとの予算を立案・策定し、実績との比較分析を行う。
経営投資計画の立案:資源配分や新規投資の計画を策定。

◆予算・実績管理(予実管理)
予算編成・進捗管理:全社や各部門の予算を取りまとめ、実績を比較して分析。
予実差異分析:計画と実績の差異を分析し、経営層に報告。
財務予算の作成・管理:特に財務面に関する予算とその進捗管理。

◆事業分析・経営データの分析
市場調査・事業分析:市場や競合の動向を分析し、戦略に反映。
KPIのモニタリング:各事業の進捗をKPIで測定し、戦略の進行状況を管理。
財務データと非財務データの分析:財務指標以外も含め、全体的な事業状況を把握。

◆プロジェクトマネジメント・推進
グループ横断プロジェクトの管理:部門横断的なプロジェクトを推進。
新規事業の立ち上げ・サポート:新規事業や投資案件の検討と実行。
M&A、提携、子会社管理:企業買収や統合、提携プロジェクトの実行管理。

◆ガバナンス・会議体運営
ガバナンス管理:子会社管理やグループ全体のガバナンス強化。
会議体の運営:経営会議や株主総会など、会議体の事務局業務を担当。
資料作成・会議サポート:経営会議資料の作成や進行のサポート。

◆資金調達・財務管理
資金調達(エクイティ・デッド):企業の成長に必要な資金の調達計画と実行。
投資戦略の立案:新規事業やベンチャーへの投資戦略を策定し、実行。

経営企画の求めるスキル

◆財務・会計に関する経験・知識
財務・経理の知識:財務諸表の読み取り、財務会計、管理会計に関する基本的な知識。
簿記の知識:簿記2級や日商簿記3級程度の知識、経理実務経験。
資金管理や財務経験:資金調達、M&A、資金管理に関する実務経験。
会計ソフトの使用経験:特に税理士事務所などでの会計ソフトを用いた業務経験。

◆経営企画や事業企画の経験
経営企画・事業企画の経験:経営戦略、事業計画の策定や推進に関わる業務経験。
全社経営戦略の策定・推進:コンサルティングファームや事業会社で全社的な経営戦略に携わった経験。
新規事業企画・業務提携の経験:新規事業の立ち上げや業務提携の推進経験。

◆データ分析・ITスキル
数値データの分析経験:財務データやKPIを分析し、レポートを作成するスキル。
Excelスキル:Excelの関数やマクロを活用した業務効率化のスキル。
ITスキル:システムやデータ連携に関する理解、基本的なプログラミングスキル(PythonやSQL)。

◆プロジェクトマネジメント・リーダーシップ
プロジェクト推進経験:特にM&Aや事業提携のプロジェクト推進経験。
ファシリテイトスキル:会議体などの進行能力。

◆コミュニケーション力・情報収集能力
コミュニケーション力:社内外との連携や交渉を円滑に進めるための高いコミュニケーションスキル。
情報収集力:経営戦略立案のために必要な内外情報の収集と、それを基にした分析・提案能力。

◆その他の歓迎条件
金融・コンサルティング業界の知見:金融機関やコンサルティングファームでの実務経験があると有利。
M&A、事業投資の経験:特にベンチャー企業やスタートアップでの事業投資・M&Aの経験。

経営企画と相性がよい職種やスキル

<相性の良い職種>
・PM
・社内SE
・財務/経理
・経営コンサルタント
・企画職経験者

<相性の良いスキルや経験>
・財務会計や経理、金融に精通する知識
・データの取り扱いに長けている人
・プロジェクトマネジメントスキル
・基幹システムなどへのITへの精通
・公認会計士・税理士、PMP、MBA、中小企業診断士等の有資格者

営業企画

営業企画の仕事

続いて、営業企画のミッションを考えてみましょう。

営業企画は営業戦略全体をデザインし、目標達成をサポートする役割を担います。企画職の中でも売上に近い領域を担います。事業計画から下りてきた売上や利益の目標を達成するために目標設計、営業戦術の策定、営業実績の把握と対策、マーケティングの視点を持ち、販促ツールの制作などを行います。

また、営業支援には組織の育成も入ります。近年ではセールスイネーブルメントという営業組織を強くするためのバックアップ機能も営業企画は求められます。営業組織の育成もミッションとなるわけです。

営業企画の仕事内容

◆営業戦略の立案・推進
営業戦略の立案:営業戦略の全体設計、中長期的な目標設定、営業戦術の策定。
目標設定と戦略マップの作成:具体的な営業目標を定め、戦略全体のロードマップを作成。
営業戦術の企画・実行:営業施策や販売手法の研究と実行を担い、営業組織全体の動きをリード。

◆データ分析・市場調査
営業実績データの分析:売上データや市場動向、競合情報を収集・分析し、営業戦略や改善策に反映。
KPI設定とモニタリング:営業部門のKPI(重要業績評価指標)の設定や進捗管理、改善施策の策定。
市場調査:市場環境や他社動向を調査し、戦略に反映。

◆販売促進・支援
販促ツールや提案資料の作成:営業チームが使用する販促資料や提案資料、展示会などの企画・運営をサポート。
インセンティブ施策の企画・実行:営業成果を最大化するためのインセンティブ制度を立案し、実行。

◆組織支援・営業活動の最適化
営業組織のPDCA管理:営業プロセスの計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)サイクルを設計し、進行。
営業の生産性向上:営業部隊の生産性を向上させるため、ルールの構築や見直し、行動改善の訴求。
セールスイネーブルメント:営業組織の強化。営業担当の教育やコンテンツの制作、営業ツールの導入、プロセス改善など。

◆他部門との調整・連携
部門間の調整:営業部門だけでなく、マーケティング、商品企画、ロジスティクスなど他部門との連携を図り、販売活動を支援。
販売計画・在庫管理の調整:在庫の最適化や販売計画の精度向上を図り、供給体制を整備。

◆プロジェクト管理・改善策の実行
プロジェクトの進行管理:業務改善プロジェクトの実施や施策の導入、成果のモニタリング。
改善策の立案・実行:現状分析をもとに、営業業務や販売プロセスの課題を抽出し、改善策を実行。

◆競合・顧客対応
競合分析:競合企業の動向を把握し、自社の営業戦略に反映。
顧客ターゲッティング:顧客情報や市場データに基づき、ターゲット設定やCRM施策の立案を行う。

営業企画の求めるスキル・経験

◆営業企画・マーケティングに関するスキル・経験
営業企画の実務経験:営業支援やセールスイネーブルメントの経験。
マーケティング業務経験:マーケティングの基本的な理解や戦略立案の経験。
営業経験:営業活動の経験、特に営業職で成果を残した経験が歓迎される。

◆データ分析・管理スキル
データ分析の経験:業績や数値データを管理・分析した経験。Excelを用いた統計処理スキルやSalesforceでのレポート作成、ダッシュボード構築スキル等歓迎。
KPIの設定・モニタリング経験:データを基に営業戦略の評価や改善策を策定する能力。

◆プロジェクト管理・推進経験
プロジェクト推進能力:複数の部門を巻き込みながらプロジェクトをリードし、営業活動を推進した経験。
メンバーマネジメントの経験:営業組織やチームを管理し、成果を上げるためのマネジメント経験。

◆戦略立案・実行能力
営業戦略の立案・実行経験:営業戦略の策定から、実際の営業活動への落とし込みまでを一貫して行う能力。
事業戦略経験:事業会社での事業戦略の立案や、それに基づく営業企画の経験。
変化をもたらす提案力:組織や事業に対して提案を行い、実際に変革やインパクトを与えた経験。

◆ITスキル・業界経験
IT活用能力:営業活動や業務改善にITツールを駆使するスキル。
業界経験:ITや広告業界での営業組織マネジメント経験や、特定の業界での営業経験もプラス要素。

◆その他の歓迎条件
スタートアップやベンチャー企業での営業経験:全国規模の営業活動や、広範な対象に向けた営業戦略を立てた経験。

営業企画と相性がよい職種やスキル

<相性の良い職種>
・カスタマーサクセス
・営業
・アカウントプランナー
・マーケティング

<相性の良いスキルや経験>
・高い営業実績があり業務プロセスまで落とせる人
・データの取り扱いに長けている人
・プロジェクトマネジメントスキル
・何らか人材育成に携わった経験
・販促ツールなどの制作経験

事業企画/新規事業企画

事業企画/新規事業企画の仕事

最後に、事業企画/新規事業企画のミッションを見ていきます。

事業企画は名前の通り、事業を形作っていく仕事となります。新しい事業の立案や既存事業の拡大・改善を目的として、市場分析や戦略立案、事業計画の策定などを行います

経営企画や営業企画は推進力や実行力が問われるのに対して、事業企画/新規事業企画は「企画力」が最も問われます。そして、事業作りを推進していくため、業界知識や業務プロセスなどの専門知識も求めれることになります。

事業企画/新規事業企画

◆事業戦略の立案・推進
事業戦略の立案:既存事業の強化や拡大、新規事業の立ち上げに向けた戦略を策定し、経営陣に提案。事業計画の策定と進行管理も含む。
市場調査・競合分析:新規事業や既存事業の成長を目指すために、市場調査や競合分析を行い、それに基づいて戦略を立案。
ビジネスモデル構築:新規事業のビジネスモデルを構築し、実際に運用までを主導。

◆新規事業の企画・運営
新規事業の立ち上げ:新規事業のアイデア段階から調査、企画、実行までを一貫して担当し、プロジェクトを推進。
実施後の検証・改善:事業の進行具合をモニタリングし、実施後の検証と課題分析、改善策の立案を行う。

◆業務プロセスの改善・設計
業務フローの改善:既存事業や新規事業における業務フローを分析し、効率化や改善を図る。業務のルール設計も担当。
スキーム設計:事業の進行に必要なプロセスやチーム内の運営ルールを設計し、組織や業務効率を向上させる。

◆プロジェクトマネジメント
プロジェクトの推進・管理:事業全体の進行管理やパートナー企業との調整を行い、事業が円滑に進むようにサポート。
チーム編成・育成:プロジェクトチームの編成、メンバーの育成、ステークホルダーとの連携を図り、事業の推進力を高める。

◆マーケティング・プロモーションの企画
マーケティング戦略の立案・実行:事業成長に必要なマーケティング施策や販促活動を企画し、実行に移す。
提案資料作成・広報活動:事業提案や報告資料の作成、社内外への広報活動を通じて事業の推進をサポート。

◆パートナーアライアンス・協業
提携先の発掘・交渉:新規事業の立ち上げに際して、パートナー企業や協業先を発掘し、交渉を行う。
パートナーとの連携・運用:パートナー企業との協力関係を構築し、事業運営に必要な施策を立案・実行。

◆経営層・社内連携
経営層への報告・提案:経営層に対して事業戦略や進捗を報告し、提案を行う。
他部門との連携:関連する他部門(開発部門やバックオフィス)との調整や協力を行い、事業運営を円滑に進める。

事業企画/新規事業企画の求めるスキル・経験

◆事業企画・新規事業企画に関する実務経験
事業企画の経験:事業企画や新規事業の立ち上げに携わった経験が求められる。特に、3年以上の実務経験が歓迎される。
戦略コンサルティング経験:クライアント企業の新規事業や経営戦略に携わった経験があれば有利。
プロジェクト推進経験:事業計画の策定から実行、評価までを一貫して主導した経験。

◆データ分析・PCスキル
データ分析能力:Excel(ピボットテーブル、IF関数、XLOOKUPなど)を使ったデータ分析スキルが必須。
資料作成能力:PowerPointを用いて企画書や提案書を作成するスキルが必要。特に社外向けの資料作成ができる能力が求められる。
SaaSやITツールの活用経験:SaaSツールを用いた業務経験や、IT業界での営業・エンジニア経験も歓迎。

◆マーケティングおよびプロモーションスキル
マーケティング経験:新規事業のプロモーションやソリューション企画、アライアンスの経験が求められる。
デジタルマーケティングやプロモーション施策の実施経験があると有利。

◆プロジェクトマネジメントおよび組織マネジメント
プロジェクトマネジメント経験:社内外のステークホルダーを巻き込み、プロジェクトを管理し推進した経験。
組織作りの経験:新規事業の立ち上げだけでなく、組織開発やチーム育成にも携わった経験があると歓迎される。

◆業界知識・特定分野の専門知識
フィンテックやSaaS分野の知識:フィンテック事業やSaaSプロダクトの事業開発経験が特に評価される。
自治体や公共事業:自治体向けの事業企画やコーディネート業務の経験があると有利。また、特定業界(農業や食など)に関心がある人材も歓迎。

◆マインドセット・チャレンジ精神
スタートアップやベンチャー企業での経験:特にスタートアップやベンチャー企業で高い目標に向けて取り組んだ経験が評価される。
変革・挑戦への意欲:固定観念にとらわれず、斬新なアイデアを立案し、チャレンジするマインドセットが求められる。

◆ステークホルダーとの連携能力
社内外の関係者との調整力:複数の部門やパートナー企業を巻き込み、プロジェクトを推進した経験が重要。
経営層とのディスカッション経験:経営陣や上層部と直接連携し、事業を進めた経験が求められる。

◆その他の歓迎条件
自社プロダクトの企画推進経験:自社サービスやプロダクトの事業化に関与した経験。
新規事業やサービスの営業企画経験:新規サービスの営業企画から運用までを担当した経験。
このように、「事業企画/新規事業企画」のスキル・経験は、事業企画・新規事業

事業企画や新規事業企画と相性がよい職種やスキル

<相性の良い職種>
・何らか企画経験者
・マーケティング職
・Webディレクター
・Webエンジニア
・UX/UXデザイナー

<相性の良いスキルや経験>
・何らかの事業立ち上げフェーズの経験
・特定の業界やプロダクト、サービスにおける専門知識
・プロジェクトマネジメントスキル
・ゼロイチや1→10を恐れないベンチャーマインド
・周囲の巻き込み力

企画職へ転身する5つの効果的な方法

新卒で運よく企画職に就けた場合を除き、キャリアの途中で企画職へ移るのはハードルが高いです。

しかし、ハードルが高いからといってもやり方次第では企画職へ移ることは可能です。企画職へ転職/転身するための3つの方法をお伝えします。

1.経験の延長線上で求人を探す

これから企画職にチャレンジする人は、できるだけ自分のキャリアや経験の延長線上で相性のよい企画職を選ぶことをおすすめします。営業経験者でれば営業企画、財務経理の仕事をしていれば経営企画、マーケティングをしていれば事業企画といった具合です。

2.「未経験可」や「第二新卒可」の求人を探す

また、「未経験可」や「第二新卒可」の求人を探すこともかなり有効です。もしかしたら、本命の会社では未経験可の求人はないかもしれません。それでも、まずは企画職へ転身することをゴールに転職活動を始めてみましょう。

未経験可や第二新卒可の場合は、実務経験がなくともポテンシャルで選考をして貰えます。その代わり、ライバルも多いため、しっかりと仕事研究をして選考に臨みましょう。

3.キャリアのステップを踏む

企画職は影響力の高い仕事であるゆえに、採用要件が高く狭き門でもあります。

未経験から企画職に移るだけでも一苦労なのですが、本命企業の企画職に入るとなると至難の業となります。そのため、これから企画職に就きたいと考えている人は、焦らずにキャリアのステップを踏むことも選択肢に入れてみましょう。

具体的には、まずは企画職という職務の経験を積むことを優先する考えです。

ホップ(今)、ステップ(企画職へ転身)、ジャンプ(企画経験者として本命企業へ入る)という感じで、まずは企画職の仕事を経験します。ステップを踏むのはかなり現実的なキャリアの選択肢となるでしょう。

4.社内で異動のチャンスを待つ

社内で異動の機会を待つのも、かなりおすすめです。

なぜかと言うと、業界や製品(プロダクト)、サービス、業務プロセスについて既に知識を持っているため、転職するよりも企画職へ転身できる可能性が高いためです。

また、もしも、未経験で企画職へ転身してその後に挫折したという辛いパターンになったとしても、リカバリーが効くという側面もあります。もしも、社内に異動の制度がある場合は、まずは意思表示から始めてみてはどうでしょうか。

5.上司やチームのための手伝いをする

実は、一番企画職になるために有効な方法かもしれません。

上司の数字取りまとめのサポートやチームのための手伝いなどの経験を詰めれば転職や異動をせずに、今のままの状態で経験を積むことができます

どのような会社でも自部署の定例会議ってありますよね。朝礼だったり、隔週の会議だったり。

その会議ではあなたが所属する事業部の何らかの進捗報告などを定期的に行っていることでしょう。その進捗や数値、課題感や共有事項を自分なりに毎日まとめてみることをおすすめします。そして、上司や先輩に、その取りまとめのサポートを願い出てみるといいでしょう。

これらのサポートを日々行っていると、自然と企画職で求めるスキルや経験が積めることとなります。半年や1年でも上司やチームのためのサポートをしていると、企画職へ転職の可能性も高まることでしょう。


以上で、【20代向け】企画職を目指す人のキャリアパスの内容は終わりとなります。

企画職は経営と現場を繋ぎ合わせる重要な役割を担い、影響力の高いダイナミックな仕事をすることができます。採用要件が高く狭き門ではありますが、適切なアプローチをすれば誰にでも門戸は開(*^_^*)

企画の仕事をしてみたいなと考えている人は、ぜひ、企画職へ挑戦をしてみてもらえればと思います (*^_^*)

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